【ネタバレ無し】よふかしのうた1巻【感想・レビュー】
【こういうのが好きな人にオススメ!】
・少年とミステリアスな美少女とのボーイミーツガール
・ゆるくコミカルに笑える掛け合い
・下ネタ好きでエロい格好してるくせに純愛ワードにはやたら赤くなる美少女吸血鬼
・少年×人外
・そこに交わる幼馴染との三角関係(?)
・深夜の街の独特な雰囲気
・貧乳
・前作「だがしかし」が好きな人
【あらすじ】
「初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。」
女子がニガテな中学2年生の夜守コウはただ今、なんとなく不登校中。
さらには、夜に眠れない日々が続いている。
そんなある日、コウは初めて夜に、誰にも言わずに外に出た。
夜風が気持ちよく、どこまでも自由で、昼間とちがう世界。コウは夜に居場所を見つける。
そこに突如、謎の美少女・七草ナズナが現れる__
彼女は、夜の住人・吸血鬼。
コウに、夜の楽しさを教えてくれるナズナ。
「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」
夜に、そしてナズナに魅了されていくコウは、彼女に頼み込む。
「俺を吸血鬼にしてください」
ナズナは吸血鬼になる条件を教える。照れながら。それは……
「人が、吸血鬼に恋をすること!」
果たして恋を知らないコウは、ナズナと恋をして、晴れて吸血鬼になれるのか!?
ふたりぼっちの、特別な「よふかし」が始まる__
※少年サンデー公式サイトより抜粋
【感想・レビュー(ネタバレ無し)】
大人になればすっかりと慣れてしまうけれど、子供のころは確かに深夜の街に独特な雰囲気を感じたなぁというのを思い出させてくれる1巻だった。
夜の世界には、非現実的で非日常的な何かが潜んでいるんじゃないかと言うロマン。
そんなロマンが滅多に実現しないのが現実だけど、そんなロマンがボーイミーツガールという王道パターンで実現したのがこの作品。
しかも美少女、そして吸血鬼!
ここまでは美味しい要素のてんこ盛りで、悪く言えば目新しくはないけれど、吸血鬼になるための条件が「恋した吸血鬼に血を吸われること」という設定は新しいしロマンチックだなと思った。
大抵、こういったボーイミーツガールは、出会った初っ端から主人公の少年が美少女にフラグビンビンだけれど、良くも悪くも現代っ子らしく冷めている。
全く女の子に無関心というわけでもなく、ある程度はドギマギしつつも「恋ってなに?」状態なのがリアルっちゃリアル。
そんな主人公がどのようにして吸血鬼を相手に恋に落ちていくのか、彼の幼馴染も含めてどんな人間模様が展開されていくのか、色々と期待の膨らむ一巻でした。
【ネタバレ無し】コミケ童話全集 1巻【感想・レビュー】
【魅力ポイント】
・肩の力を抜いて気軽に笑えるギャグ
・オタク(主に描く側)のあるあるネタ
・ファン心理への強烈な親近感
・個性的なキャラ達の掛け合い
・基本的に1話4P完結なので気軽に読んで気軽に中断できる
・コミケに詳しくなれる
・なんやかんや登場人物みんな楽しそう、自分もなんか創ってみたくなる
・コミケに行きたくなる
【あらすじ】
色んな童話をモチーフにした絵描きやら漫画描きやら文章書きやらそのファンやらがオムニバス形式で笑える日常と創り手のあるあるを面白おかしく展開していく。
そしてなんやかんやみんなオタクの祭典「コミケ」へと集結していく。
【感想・レビュー(ネタバレ無し)】
コミケに詳しい人もそうでない人も平等に肩の力を抜いて楽しめるギャグマンガ。
用語やらキャラ達の感性やらが、とにかくマニアック。
漫画好きな人ほど「あぁ~…わかる、わかるよぉ」ってなること請け合い。
そうでない人は自分の知らない世界や人種への新しい扉が開けるかもしれないけど、それもまた楽しそう。
オタク用語が飛び交うけれど、その辺りに明るくない人でもなんとなく意味は雰囲気でわかるし問題なく楽しめると思う。
なによりこの漫画が良いなと思ったのは、笑えつつも、登場人物がみんな実に楽しそう。
読んでるこちらまで楽しくなってくる。
なんなら自分も何か描いてみたくなってくる。
あわよくばコミケに参加してみたくなってくる。
そして2019年の冬コミに買う側として初参加してきました。
噂には聞いていたけれど、始発で到着しても長蛇の列。
あの巨大なビッグサイトが見えなくなるレベルの長蛇の列。
極寒に震える中で4時間並びつつ雨が降ってきた時は死ぬかと思いました。
でもめちゃくちゃ楽しかったです。